広島がオープン戦最終盤で計8人の一、二軍入れ替え ケガ明けの石原が1軍昇格へ「100%で動けている」
広島が計8人の大幅な一、二軍の入れ替えを行うことが20日、明らかになった。21日からのオープン戦最後の3連戦となるソフトバンク戦を前に新井監督が決断した。
1軍に昇格するのは、高太一投手、石原貴規捕手、磯村嘉孝捕手、大盛穂外野手の4人。一方で大道温貴投手、清水叶人捕手、高木翔斗捕手、中村健人外野手の4人がファームでの再調整となった。1軍に昇格する4人は21日のソフトバンク戦から合流する見込みとなった。
1月に左手有鉤(ゆうこう)骨を骨折し、開幕1軍が不安視されていた石原は、この日のウエスタン・くふうハヤテ戦でスタメン出場し、適時打を含むマルチ安打の活躍。「100%で動けている」と全快をアピールした。
チームでは正捕手の坂倉が3月に入って右手中指骨折が判明し、復帰は5月以降となる見込み。苦しい台所事情で昨季、捕手として56試合に出場した石原が開幕に間に合うことは朗報だ。
広島は、オープン戦でここまで15試合を戦い、5勝8敗2分けとなっている。





