広島・モンテロ弾 段違いの修正力発揮 前の打席でのカウント球をガツン「捉えることができた」

 「オープン戦、DeNA2-1広島」(11日、横浜スタジアム)

 打球は青いスタンドの1カ所を赤く染めたカープファンの元へと吸い込まれていった。広島の新助っ人、エレフリス・モンテロ内野手(26)がオープン戦2号となる先制ソロ。身長190センチ、体重106キロの巨体を揺らしながらダイヤモンドを一周し、「前の打席で同じ変化球を見ていたし、ポイントを前にして捉えることができた。感触はよかった」と笑みをこぼした。

 修正力を見せつけるアーチとなった。四回2死での2打席目。ジャクソンが投じた外角スライダーに反応し、左翼席まで運んだ。初回の1打席目では外角スライダーでカウントを稼がれ、空振り三振に倒れていた。次の打席でしっかりと対応し「前の打席は甘い球をファウルにしてしまっていたし、捉えないといけないと思った」と振り返った。

 試合前練習中にはオープン戦で12打席連続無安打だったファビアンに対し、「ボールが自分のポイントに来るまで待ってから打った方がいいよ」と助言を送った。2人はともに1998年生まれでドミニカ共和国出身の新助っ人。グラウンドでもともに行動し、異国の地で支え合っている。

 これでモンテロはオープン戦で16打数6安打、2本塁打、3打点とし、打率は・375まで上昇。「打席にたくさん立っているし、映像もデータも見て勉強しているからいい結果が出ていると思う」。2戦連続で4番で起用され、日に日に存在感は高まっている。

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