広島ドラ1・佐々木が1軍デビュー 3打数無安打も豪快なスイング披露「最後まで緊張した」
「オープン戦、楽天1-1広島」(1日、倉敷マスカットスタジアム)
広島のドラフト1位・佐々木泰内野手(22)=青学大=が、「7番・三塁」で1軍合流即スタメン入り。3打数無安打に終わったものの、フル出場を果たし、収穫を得た。
第1打席は二回1死一、二塁。早川の144キロにフルスイングで対抗するも、中飛に打ち取られた。第2打席は松井に対し、一飛。「1、2打席目は紙一重」と、ともに滞空時間の長い飛球に、納得の表情だった。
第3打席は四球を選び、迎えた八回。ドラフト4位・渡辺(富士大)の適時打で同点とし、なおも2死一、二塁で打席へ。しかし「(体が)開いて詰まるという、一番自分の中でよくない凡退のなりかた」と三飛に倒れ、天を仰いだ。
1軍デビューを飾った1日を振り返り「最後まで緊張した」と苦笑い。「応援の中で立つ打席というのは本当に今までと違う緊張感もありましたし、すごく楽しかった」と充実感をにじませた。
昨年11月に脱臼した左肩については「もう問題ない」ときっぱり。この日も、守備で飛び込むなど万全の状態であることを証明した。今後のポジション争いに向け、「チャンス頂けるのであればしっかり結果を出せるようにやっていきたい」と決意を述べた。




