広島・堂林 「やってやるぞ」ノーモア大失速! 「若い選手と一緒にやって、やれる姿を見せたい」

 決意に満ちた表情でバスを降りた。広島・堂林翔太内野手(33)が31日、キャンプ期間で強固な自分を作り上げることに意欲を示した。チーム宿舎に到着し「『あしたからやってやるぞ』と。気持ちが引き締まっています」と、闘志をみなぎらせた。

 誰一人として忘れていないのは、昨年9月の経験だ。月間20敗(5勝)の大失速を味わい、優勝戦線から脱落。この日の全体ミーティングでは、新井監督の言葉を聞いて心のスイッチを入れた。

 「昨年、悔しい思いをした。『ああいうところで強い自分が出てくるように、今年はキャンプからやってくれ』と伝えられた。シーズンで結果を出すために、いい時間を過ごしたい」。2月の1カ月を通して、“ストロング堂林”を構築する。

 1軍メンバーは若手主体で30代の野手は自身を含め秋山、菊池の3人。「締めるところは締めないといけないと思う。みんなが同じ方向を向いてやる練習もすごく大事」と中堅選手としての役割も全うする。同時に「若い選手と一緒にやって、やれる(という)姿を見せたい」と堂林。必死に汗を流して、どんな状況にも屈しない心と体を育む。

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