広島・新井監督 “マダックス”喫した西武・隅田に脱帽「すごいチェンジアップ」一問一答

 8回、選手を鼓舞する新井監督(撮影・園田高夫)
 9回、空振り三振を喫した小園(撮影・園田高夫)
 円陣を組む広島ベンチ(撮影・園田高夫)
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 「西武5-0広島」(12日、ベルーナドーム)

 広島が今季11度目の完封負けで、連勝は2で止まった。西武・隅田に4安打に封じられ“マダックス”を喫した。無得点試合は早くも昨季を超える14試合目。先発・森下は5回を投げ、今季ワーストの5失点で3敗目となった。以下、新井監督の主な一問一答。

 -得点圏のところで先に取れていれば。

 「相手も良い投手なので、なかなかポンポン打てるとは思っていない。こっちも森下で先制点をと思って、そういうプランで入ったけど、やっぱり良い投手に良い投球をされたと思います。森下もいつもいつもナイスピッチングで、点を取られる時はあるし、相手バッターがうまく対応してたなと見えました」

 -隅田に対して打者はどこにてこずったのか。

 「彼の場合は四隅のコントロールというより奥行きで勝負するピッチャー。やっぱりあのチェンジアップはなかなか見られないすごいチェンジアップなので、今日は左バッターに行ってもらった感じかな。特に対戦が少ない中であのボールを捉えていくのは厳しいと思う。その中でストライク先行でいいピッチングをされたなと思います」

 -末包のけん制死。

 「気は抜いていなかったと思うけど、リードはしっかり取っていたから。何かあったら次行ってやろうとリードをしっかり取っていた。あれを最初からリードを狭くしてアウトにならないところにいるとか、安パイなところでリードしていたら間一髪のところでホームに帰る帰れないになる。そこでけん制でアウトになったからじゃなしに、ホームに帰るというちょっとのところを攻めてリードをいっぱい取っていかないと。だからそこは何てことはない」

 -堂林は積極的に振っていった

 「登録して打席に立っていなかったので、今日は隅田くんで明らかに左バッターの方が対応しやすい。もちろん去年、末包と堂林がホームランを打ったことは知っていたけど、今日は後からという形になりました」

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