痛恨サヨナラ負けで連勝ストップの広島・新井監督「打線の反発力を感じた」サヨナラ被弾の栗林は「いつもゼロで帰ってこられるわけない。しょうがない」

 プロ初アーチの二俣(左)を祝福する新井監督(撮影・園田高夫)
 6回、中前適時打を放った野間(撮影・園田高夫)
 6回、野間の適時打で生還した秋山(中)を迎える新井監督(右)
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 「ヤクルト9-8広島」(25日、神宮球場)

 広島が8-8の九回に守護神・栗林がサヨナラ弾を浴び、乱打戦を落とした。これで連勝は4で止まり、借金1に逆戻り。新井監督は「いつもゼロで帰ってこれるわけない」と、今季初失点初黒星の守護神をかばった。

 打線は奮闘。最大4点差から一時は2点リードも奪い、「打線の反発力を感じた試合だったよね」と指揮官は評価した。以下、新井監督の主な一問一答。

 -すごい試合になった。

 「よく追いついたと思うし、(一時は)よくひっくり返したと思うし。打線の反発力を感じた試合だったよね」

 -好調の栗林が最後に打たれる結果となってしまった。

 「それはもういつもいつもゼロで帰ってこれるわけないんだから、それはもうしょうがないです。うん」

 -ああいう展開の中でカープの流れに引き戻せたのは評価できる?

 「そうやね、先制して、ちょっと離されたけど、絶対に追いついてひっくり返してやるっていう、打線の反発力を感じた試合でした」

 -二俣はプロ初弾。

 「ナイスバッティングだったね。成長を感じるホームランだった。彼もうれしいと思うけど、自分もうれしい」

 -二俣スタメンの意図は?

 「バッティング練習もすごく良いし、この前も初ヒットを打っているしね。いろんな絡みがあって、今日はレフトはマティーでいってもらおうと決めました」

 -黒原も好投。

 「ナイスピッチングだったね。相手の打線が、火のついている中で、3イニングをゼロで抑えて、すごいタフな場面だったと思うけど、よく3イニングを抑えてくれたと思います」

 -ハッチは難しい登板となった。

 「難しい部分はあったと思うよね。神宮のマウンドも初めてで、スライドっていうこともあった。難しい部分はあったので、次の登板に向けて切り替えて準備してもらいたい」

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