広島・ドラ1常広 「打者に投げられる段階までこられて良かった」149キロ プロ入り後初シート打撃登板で打者8人に29球

 制限なく目いっぱい腕を振った。広島のドラフト1位・常広羽也斗投手(22)=青学大=が17日、由宇練習場でプロ入り後初となるシート打撃に登板。「打者に投げられる段階までこられて良かった」と29球の投球を満足げに振り返った。

 打者8人に対し、安打性の打球を3本浴びたものの、最速は149キロを計測。「2ストライクに追い込んだ時は三振を取りたいという、ブルペンではない感情がありました」と投手としての本能が垣間見えるほど、集中していた。

 即戦力として入団するも、ここまではコンディション調整に時間を割いてきた。まずは問題なく投げられたことが収穫だ。新井監督は「順調だと聞いている」と笑顔。常広は今後について「5月中には実戦に入れるようにやりたい」と意欲を見せた。将来のエース候補が、大きな一歩を踏み出した。

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