今季2度目の3タテ食らって借金4の広島・新井監督 貧打に「我慢して辛抱して状態を上げていくことかな」連日活躍の矢野には「守備は彼はスペシャル」

 8回、ベンチから戦況を見つめる新井監督(撮影・西岡正)
 3回、打者・野間の時、三盗に成功する矢野(撮影・西岡正)
 3回、野間の一塁ゴロの間に生還する矢野(撮影・西岡正)
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 「巨人2-1広島」(14日、東京ドーム)

 広島が早くも今季2度目の同一カード3連敗を喫した。借金も4となり、新井政権下ではワーストタイ。貧打にあえぐ打線について、新井貴浩監督は「我慢して辛抱して状態を上げていくことかな。各自がね」と、個々の復調を待つ考えを示した。

 三回に内野安打を放つと、三盗を決めて、好走塁で先制の生還を果たした矢野についても言及。「守備は彼はスペシャルだし、走塁もね、意欲を持って次の塁を狙ってくれるんで、相手からしたらすごく嫌な存在になってきつつあると思う」と目を細めた。以下、新井監督の一問一答。

 ◇  ◇

 -ハッチの投球は。

 「ナイスピッチング。しっかりゲームをつくってくれたし、ナイスピッチングだったと思いますよ」

 -六回は打席に向かわせた。投球が良かったから続投させた?

 「(内容も)良かったし、球数的にもまだいけたんでっていう感じ」

 -打線は苦しい状況。

 「援護してあげたかったけどね。なかなか点を取られていないピッチャーだったから、2試合ね。また次回、援護してあげられるようにやっていきたいです」

 -高橋礼は普段対戦しないタイプ。タイミングを取るのが難しかった。

 「まあ。うーん。難しい。そうやね。結構、適度に荒れてたんで絞りづらかったというのはあるかもしれない。適度に荒れてたんで絞りづらさはあったのかな。うん」

 -そういう意味で塁に出ると足を使った。

 「もちろん、もちろん」

 -先制点は狙い通りだった?

 「そうよね。そういう準備は事前にしていたし、矢野もよく行ってくれたと思う。ヒット1本で1点かな。先制点に関しては良い攻撃ができたと思います」

 -打線は得点に苦しんでいる。状態は?

 「うーん、まあ、これはね。我慢して辛抱して状態を上げていくことかな。各自がね」

 -矢野はここ数試合スタメン。守備以外の打席でも結果が出ている。

 「そうよね。やっぱり今日のバッティングもそうだけど、守備は彼はスペシャルだし、走塁もね、意欲を持って次の塁を狙ってくるんで、相手からしたらすごく嫌な存在になってきつつあると思うね。これは彼が頑張って今はショートで出てるっていうことかな。彼の頑張りでね」

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