広島・大瀬良が7回無失点の力投 今季初勝利はお預け

 力投する大瀬良(撮影・北村雅宏)
 1回、好守でピンチを救った秋山を迎える大瀬良(撮影・田中太一)
 7回を投げ終えた大瀬良は新井監督(左)からねぎらいを受ける(撮影・北村雅宏)
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 「阪神-広島」(11日、甲子園球場)

 今季2度目の先発だった広島・大瀬良大地投手は7回4安打無失点で、先発の役目を果たした。

 初回、いきなり先頭の近本に左翼線へ二塁打を浴びる。その後、2死二塁となり、大山が放った打球は強烈なライナーで、左翼頭上へ。これを秋山がジャンピングキャッチで好捕し、無失点で切り抜けた。

 六回は2死三塁で、再び大山と対峙(たいじ)。最後は低めの149キロ直球で見逃し三振を奪って、悠々とマウンドを降りた。

 七回は先頭・佐藤輝の打球を、中堅・久保がフェンスに激突しながらジャンピングキャッチ。味方にも救われながら、0を並べた。

 昨秋に自身3度目となる右肘の手術を受けた。復帰戦となった前回4日・ヤクルト戦(マツダ)では、5回1/3を3失点。勝敗は付かずも最速150キロを計測するなど、101球の熱投を見せていた。

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