広島・新井監督 代打策ズバリに「松山さんさすがですね~。さすがです」上本はベンチチラ見も「迷いなく任せた」
「広島6-3ヤクルト」(4日、マツダスタジアム)
広島が逆転勝ちで今季初の3連勝で貯金1とした。3点を追う七回に会沢の2点適時二塁打で1点差。八回は上本の適時打で同点とし、代打・松山が勝ち越しの2点適時二塁打を放った。
先発・大瀬良は5回1/3を5安打3失点。六回に3四死球からピンチを招いて先制を許すも、五回までは上々の投球。昨秋に受けた右肘手術からの完全復活を印象づけた。
試合後の新井貴浩監督の一問一答は以下の通り。
(テレビインタビュー)
-見事な逆転劇。
「絶対にひっくり返すぞという雰囲気でしたし、まずは(大瀬良)大地がよくゲーム作ってくれた」
-大瀬良の出来は。
「彼にとってきょうが開幕日。しっかり腕も振れていた。いいピッチングだったと思う」
-会沢が2点適時打
「さすがですね。体の状態も今年いいですし、頼りにしています」
-上本、松山の連続適時打。
「松山さんさすがですね~。さすがです」
-矢野も続いた。
「きょうは本当にアツ(会沢)もそうですし、松山、タカシ(上本)もそうですし、矢野も。ベテランと中堅と若手と。しっかりかみ合ったナイスゲームだった」
(囲みで)
-八回の上本は代打は考えなかったか。
「あそこはタカシで行くと決めていた。次、松山で左が来るのも想定内だった。よくタカシも、まっちゃんも打ってくれた。その前の堂林もよくつないでくれた。次につなぐ、いい攻撃だった」
-本人(上本)は「死んでも打たないと」と話していた。
「ハハハ。タカシがこっち見ているから『オマエよオマエよ』と。迷いなく任せたぞと」
-中盤は得点が取れそうで取れない状況も続いたが。と
「投手陣の頑張りでしょ。コル(ニエル)も初登板でザキ(中崎)も。攻撃陣も頑張ったけど(先発の)後を受けたピッチャー。塹江もあそこよく1点で踏ん張った。彼らが踏ん張ってくれたおかげ」