広島が終盤の逆転劇で3連勝!貯金生活に突入 新井監督の代打策がズバリ 松山が決勝タイムリーで試合を決める

 「広島6-3ヤクルト」(4日、マツダスタジアム)

 広島が逆転勝ちで3連勝。今季初の貯金1とした。

 3点を追う七回、ヤクルト・高橋から2死二、三塁からの好機をつくると、会沢が右翼の頭上を越える2点適時二塁打。1点差に詰め寄って迎えた八回は、2死一、二塁の好機で5番・上本が右前に同点適時打を放ち、試合を振り出しに戻した。

 なおも2死一、三塁で新井監督が打席に送り出したのは代打・松山。「ここ3試合チャンスで打ててなかったので、打てて良かった」と代わった嘉弥真のスライダーを捉え、勝ち越しの2点二塁打を放った。矢野にもダメ押しのタイムリーが生まれ、七、八回の終盤2イニングで一挙6得点を挙げる打線の集中力が際立った。

 お立ち台で「17年目ですけどすごく緊張して。きょうのヒットは最高に嬉しかった」と松山。「僕らしいヒットが出たと思います。落ちたときは本当にうれしかった」と今季初安打に表情を緩めた。

 ゲームの序盤は広島・大瀬良とヤクルト・高橋の投手戦となった。大瀬良は五回までに4安打を浴びるも、無失点。最速150キロを計測し、昨秋に受けた右肘手術からの復帰登板と思わせないほどの力強い投球を見せた。

 しかし、六回に突如制球が乱れる。先頭の塩見に死球を与えると、2四球も絡み、1死満塁のピンチを招く。ここで5番・サンタナに左前に適時打を浴び、先制を許す。なおも1死満塁で中村の打球を遊撃・小園がファンブル。さばいていれば併殺もあっただけに、痛い失策となった。

 大瀬良はここで降板。今季初登板は5回1/3を投げ、5安打3失点の内容となった。101球の熱投にマウンドを降りる際はファンから拍手が送られた。最終回は守護神の栗林が締めて3連勝を飾った。

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