広島 3球で危険球退場の黒原 再び悪夢に呆然 ファン「申し訳ない」「黒原のメンタルも心配」2年前に死球で中傷被害

 1回、黒原は度会の頭部への死球で危険球退場となる(撮影・佐藤厚)
 1回、黒原(中央)は度会の頭部への死球で危険球退場となる(撮影・佐藤厚)
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 「DeNA6-1広島」(30日、横浜スタジアム)

 広島の先発・黒原拓未投手が、わずか3球で危険球退場となった。

 開幕2戦目で先発した黒原は先頭・度会と対峙(たいじ)。投じた3球目がヘルメットの耳当て部分に直撃し、退場となった。

 黒原はルーキー時代の22年5月、巨人・吉川尚輝に左肩甲骨付近へ死球を当て、吉川は担架で退場。結果的に肩甲骨の骨挫傷で登録抹消となった。この際、黒原に対してネットでの誹謗中傷が問題視された。

 森下が登板回避したため、急きょ開幕2戦目の登板が回ってきた黒原にとっても、度会に対して痛恨の一球。ネットではカープファンから「これは本当に申し訳ない」、「度会選手に大事がないことを祈ります」「黒原君もつらい」、「黒原のメンタルも心配」などの声が寄せられている。

 試合は度会に4安打の大暴れを許し、2年連続の開幕連敗スタートとなった。

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