「オープン戦、中日０－１０広島」（２３日、Ａｇｒｅスタジアム北谷）

　広島がオープン戦の初戦で大勝した。打線は１４安打１０得点の大爆発。投手陣も完封リレーで躍動した。

　攻撃陣のアピールが止まらなかった。高卒３年目で売り出し中の田村は初回の先制適時三塁打を含む３安打２打点１盗塁。外野のレギュラー争いで田村のライバルとなる中村健も五回に左翼へのソロを放ち、持ち前の打撃力を見せつけた。

　他にも坂倉が三回に中前への２点適時打を放つなど２安打。小園も適時三塁打を含む２安打３打点の活躍を見せた。

　投手陣では先発の益田が３回無安打無失点の好投。２番手・黒原も３回２安打無失点で先発ローテ入りへアピールした。

　七回には３番手として栗林が登板。安打と四球で２死一、二塁のピンチを招いたが後続を断ち、順調な調整具合を見せた。