広島 塹江が新フォームでアピール成功 サイドから最速149キロで1回無失点 新井監督「今までの塹江と違う」
「練習試合、広島0-4阪神」(18日、コザしんきんスタジアム)
広島の塹江敦哉投手(26)が3番手で登板し、1回無失点の好投を見せた。今季からサイドスローに挑戦している左腕は「今のフォームから自分のボールを投げきることしか考えていなかった。結果が積み重ねられたらいい」と振り返った。
先頭の森下を四球で歩かせるも、続く渡辺を併殺打。最後は梅野を一邪飛に打ち取った。
左キラーとして期待されており「もちろん左が最優先」としながら「出来れば1回いける、使える場面が多い選手であった方が価値がある」と対右打者への対策も余念はない。
新井貴浩監督(47)も左腕の好投を絶賛。「先頭に四球を出しても動じていない。今までの塹江と違うなと。それだけ新しいフォームに自信をもっているのかなと感じました」と評価した。