広島ドラ2高 初ブルペンで30球 持ち球全てを丁寧に確認「ここから上げていければいい」
広島のドラフト2位・高太一投手(22)=大商大=が22日、廿日市市の大野練習場で行われた合同自主トレで初めてブルペン入りした。
捕手を立たせたままで約30球。直球に加えて、スライダー、フォークなど、持ち球を全て試した。プロ仕様の硬いマウンドへの適応を進める中、「確かめながらって感じです。(点数は)初めてなので半分くらいです。ここから上げていければいいと思う」と左腕。最後まで腕の振りを強めることはなく、丁寧な確認作業に終始した。
一方で即戦力候補として、アピールのためにペースアップは必至。ここまでは慎重に調整してきたが、「2月に合わせていかないといけないので。キャンプに万全にいけるように、ケガをしないように仕上げていきたいです」と力を込めた。
前日の休養日は同期の新人たちと大野練習場の対岸にある宮島で観光。英気を養い、キャンプの1軍メンバー入りを目指す。