広島・菊池が若手にハッパ「西川が抜けても、それがチャンスだと思って」自身は調整順調「足は例年より動いている」

(後方左から)広島・前川、阪神・熊谷、広島・矢野の見つめる前でノックを受ける菊池(撮影・金田祐二)
 ノックを受ける菊池(撮影・金田祐二)
 打撃練習する菊池(撮影・金田祐二)
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 広島の菊池涼介内野手が13日、静岡県静岡市の清水庵原球場で自主トレを公開し、若手にハッパをかけた。自身は13年目のシーズンに向け、順調な調整具合を見せた。

 これまで主軸だった西川は今オフにFA権を行使してオリックスに移籍。貴重な戦力を欠くことになったが、「今年スタートしている若い選手もいますし、西川も抜けてしまったんですけど、それをチャンスだと思って」と若手に求めると、「僕たちも若い選手に負けないように頑張ってやりたいです。それが一つの力になって、いい形で終えれると信じてやっていきたいと思います」と力を込めた。

 今回の自主トレでは広島から矢野と育成の前川も参加。練習の合間には身ぶり手ぶりも交えながら、助言する場面もあり、「一緒にしっかりやりながら、ここはこうだから気を付けなきゃいけないなという勉強にもなっています」と話した。

 自身は「体調はもうばっちり」と強調。ノックに2時間を費やす日もあるという中、「ほんとによく走ってますし、ノックも相当時間かけてます。足は例年より動いてるんじゃないかなという感じですかね」と手応えをにじませた。

 昨季は120試合に出場し、打率・258、5本塁打、27打点。今季も不動の二塁手として期待を背負う背番号33は「離脱なく、しっかりグラウンド上でできるように体を作っていきながら、笑って終わりたいなと思います」と先を見据えた。

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