広島・大道 初CS「楽しみ」ポジティブ思考でDeNA斬りだ 今季の活躍で自信「悔いない状態で臨める」
広島の大道温貴投手(24)が11日、ポジティブ思考でDeNA打線を封じることを誓った。初のCSを前に「楽しみ。とにかくプラスのイメージでいきたい」ときっぱり。持ち味を発揮することだけに集中する構えだ。
最大3試合の短期決戦。一つのアウトが試合の分岐点になっても不思議ではない。緊張感のある戦いを「楽しみ」と言い切れるのは、ここまでの投球に自信があるからだ。
48試合登板はチーム4番目。「シーズンを戦い抜いてきたので、悔いがない状態で臨める」。夏場以降は勝ちパターンの一翼を担った。走者を背負った場面から登板するなど、難しい役割をこなしてきたことも財産だ。
DeNA戦は6試合で防御率10・50。5月18日に1回0/3を6失点したことが影響しているが、それ以外の5試合は安定感があった。9月5、6日は2試合連続で牧、宮崎、ソトを3人斬りし「本当に良いイメージがある」と力を込めた。
負けられない戦いはシーズンと異なる雰囲気だ。中崎に経験談を聞くなどしてイメージは膨らませている。「長くて3試合。9イニングの1アウトはかなり重要になる。自分の持ち味を存分に出していきたい」。躍動感ある投球で勝利へ導く。




