広島・新井監督 敗戦にもリリーフ陣に「収穫ありました」阪神とのゲーム差は7・5に

 横浜スタジアムでのレギュラーシーズン最終戦を終えてあいさつをする新井監督(撮影・堀内翔)
 7回、ベンチ前でデビッドソンに声をかける新井監督(撮影・堀内翔)
 6回から2番手として登板して1イニングを投げ終えて安心したような表情を見せる益田(撮影・堀内翔)
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 「横浜DeNAベイスターズ3-1広島東洋カープ」(24日、横浜スタジアム)

 広島は東の前に七回にデビッドソンの適時打による1点に抑えられた。

 10勝対決となった先発の床田は二回に大田に先制打を許すと三回にはソトに2ランを浴び5回3失点でKOされた。

 新井貴浩監督は床田について「対戦もすごく多いし、ツーシームだったかな。あれも。相手がうまく打ったと思います。相手もしっかりと対策を練ってくると思いますし、そこらへんはね。イタチごっこなんでね。トコも点差が3点あったんで、攻撃との絡みで代わりましたけど、ゲーム自体はつくってくれたと思いますよ。まあ相手がいいスイングだったということですかね」と相手打者を褒めた。

 打線については「いい投手なんでね。また今日もコントロール良かったですね。序盤から。両サイドに投げ分けて。いい投手に対してはなかなか点は取れないんで。そこも東投手が良かったと思います」とお手上げといったところ。

 敗戦の中でも収穫はこれまで出番のなかった益田、アンダーソン、森浦のリリーフ陣を試せたところ。

 「そこは収穫ありましたね。アンディにしても益田にしても。森浦が久しぶりの1軍マウンドだったんですけど、いいボールを投げていましたし、そこはいいものを見せてもらいました」

 残り29試合。ブルペンには一枚でも多くほしいところ。

 25日からはマツダスタジアムに戻ってヤクルト3連戦が待つ。

 「いつも言っているけど、一戦一戦相手がどこだろうと、1試合1試合全員野球で戦うということです」

 試合のなかった首位阪神のマジックは23に減った。ゲーム差は7・5と開いた。

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