広島 深刻左腕アレルギー 相手先発17勝22敗 巨人・メンデス攻略できず完封負け 新井監督「申し訳ない」

 「広島東洋カープ0-13読売ジャイアンツ」(6日、マツダスタジアム)

 赤ヘル打線の反発力が影を潜めた。スタンドからはため息が漏れ、今季10度目の完封負け。「ピースナイター」として行われた特別な一日を白星で飾れず、広島・新井監督は「広島にとっては特別な日に、このような試合になって申し訳ない。これも私がしっかり反省して、また来週からしっかり戦っていきたい」と敗戦を受け止めた。

 二回までに3点を先行され、追いかける展開になった。二回は先頭の上本が右前打で出塁。その後、1死満塁の好機を迎えるも、末包と大瀬良が凡退して無得点に終わった。

 相手左腕・メンデスとは、2度目の顔合わせ。6月24日の前回対戦時には堂林がソロを放つなど、四回途中でKOしたが、再現はならなかった。「クイックで投げたり、足を上げるタイミングを変えたり、いろいろ工夫はしているなと見受けられました」と指揮官。打者のタイミングを外そうと、投球にバリエーションを加えた相手左腕に手を焼いた。

 これで今季、相手先発が左腕の試合でチームは17勝22敗と黒星が先行。8日からの敵地・ヤクルト戦は高橋やピーターズの先発が見込まれる。さらに今季、神宮では1勝5敗と苦戦が続いている。“左腕アレルギー”を克服しながら、虎の背中に食らい付きたい。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

広島カープ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス