広島・新井監督 逆転許した七回の投手起用に「得点圏行ったら栗林に代えようと」
「広島東洋カープ3-5横浜DeNAベイスターズ」(1日、マツダスタジアム)
広島は2番手で登板した栗林が踏ん張れず逆転負け。引き分けを挟んで今季5度目の3連敗となった。
新井貴浩監督は栗林について「得点圏に行ったら、栗林に代えようと思っていたんで」と明かし、「ずっといいピッチングを続けてくれているし、こういう日もあると思うしね、投げてるボール自体はそんなにね、いいボールだったと思うので、また次回に期待したいですね。こういう日もあるということで、うん」と話した。
栗林対楠本は、そこまで4打数2安打2打点と相性は悪かったが「それもわかってた。わかってたけど、そこは得点圏に行ったらいってもらおうと決めてた。うん。九里も粘りながらナイスピッチングだったと思いますし、得点圏であそこで上位につながっていくんで、そこで止めたかったというのはありますよね」と説明。
100球に届かずに交代となった九里には「球数的に余裕があったけど結構、走者を背負いながら粘って投げていたので、あそこは球数は100球いってなかったよね。でも、粘りながら粘りながらだったんで、塁を出しながらも、だからあそこはもう前にかえようと決めたんで、得点圏行ったら栗林行くぞと、伝えていた」と明かした。
菊池の先頭打者弾のあと、何度か好機がありながら追加点が奪えなかったが、「ヒットもたくさん出ているし、内容を見てもいい内容がすごく多かったんで、まあ期待ね、打線が上向いてきているんじゃないかなと思います」と前向き。
菊池には「ほかの打席も、最後もそうだし、しっかりとスイングできているので、安心しています。ホームランも良かったけど、残りの打席、サードライナーもそうだけど、最後もすごく良かったと思います」と称賛。
今永が左ふくらはぎがつるアクシデントによる降板で勝機が訪れたが、「序盤から簡単に終わらず、追い込まれても球数投げさせて90球くらいだったかな。そこらへんはプラン通りに行ったんですけどね、こういう日もあるということで」と振り返った。
この敗戦で首位・阪神とは2ゲーム差に開いた。