「広島東洋カープ５－３東京ヤクルトスワローズ」（２６日、マツダスタジアム）

　広島の新井監督は七回に栗林が青木に頭部死球を与えたことについて「当然、栗林も心配ですし、青木選手もすごく心配です。本当に申し訳ないと思っています」とコメントした。

　七回、栗林が投じた１５４キロが青木の頭部を直撃。ベテランはそのまま打席に倒れ込み、起き上がることができず担架で緊急搬送された。

　ヤクルトの高津監督、トレーナーらが三塁ベンチから飛び出してくると同時に、新井監督も思わずベンチから飛び出し、打席付近で青木の様子を心配そうに見つめた。担架が運び込まれてもその場から動かず、じっと様子を見つめていた。