広島・西川、快調弾 ここ10戦3発! 目標の「3割25本塁打」へ「143試合出るだけ。出たら自然と数字は付いてくる」
「広島3-6中日」(26日、マツダスタジアム)
打線が苦しむ中、広島・西川が一矢報いた。
涌井に四回から3イニングをパーフェクトに封じ込まれ、2点を追う七回。先頭でカウント3-1から高めに浮いた143キロを完璧に捉え右翼スタンドに運ぶ3号ソロにした。
「打ったのはストレート。(七回を)タク(矢崎)が3人で抑えて良い流れで帰って来られたので何とか打てて良かったです」
ここ10試合で3本目の一発。量産態勢に入って来た。
今季の目標に『3割25本塁打』を掲げる。自己最多は19年の16本。大幅増に向けてキャンプから本塁打増へ向けて強く振ることを心がけてきた。
目標達成への自信について問われると「143試合出るだけ。出たら自然と数字は付いてくる」と言い切った。天才と呼ばれる打撃センス。毎年のように故障離脱を繰り返してきた。フル出場できればの思いは人一倍強い。
今年は自主トレから導入したピラティスをキャンプ中も毎朝行ってから球場入り。風呂上がりのストレッチも欠かしていない。体重は変えずに体脂肪率を下げ、筋肉量を上げた。ケガをしない体作りのために、やれることはすべてやってきた。
勝利にはつながらなかったが、次につながるはずだ。





