カープから3選手 森下、森浦、龍馬が侍入り 11月強化試合でアピールだ

 栗山監督が率いる侍ジャパンが臨む11月5日・日本ハム戦、6日・巨人戦(ともに東京ド)、9、10日・豪州戦(札幌ド)に広島から森下暢仁投手(25)、森浦大輔投手(24)、西川龍馬外野手(27)が選出されることが29日、分かった。

 森下は昨年の東京五輪代表。米国との決勝戦など2試合に先発し金メダルに貢献した。大分商時代にはU-18W杯、明大では2年から大学ジャパンに選出されるなど代表通算18試合に登板し、9勝2敗と世界戦の経験は豊富。本紙に寄せたコラムでは、来年3月に予定されているWBCについて「一番高いレベルの野球。もちろん出てみたい」と出場に意欲を見せていた。

 西川は18年、豪州との強化試合以来の代表選出。天才的なバットコントロールが特徴。今季は故障もあり、規定打席には到達しないものの打率・322の高打率を誇る。この日のヤクルト戦でも三回1死二塁で右前適時打を放つなど勝負強さも合わせ持っている。

 森浦は初選出。プロ2年目の今季は春先からセットアッパーとして活躍。途中2軍落ちも経験したが、49試合に登板し、チーム最多の24ホールド。今季はオスナと通算4打席対戦して無安打3三振に斬るなど外国人を得意とする。

 3選手はカープの代表として、WBC本戦での選出に向けて4試合の強化試合でアピールすることになる。

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