カープ逆襲ローテ 大瀬良→森下→九里 再編先発3本柱で首位ツバメ斬りじゃ!

 広島が先発ローテを再編して再開するリーグ戦に臨むことが15日、決まった。17日からのヤクルト3連戦(神宮)は初戦に大瀬良大地投手(30)を立て、2戦目が森下暢仁投手(24)、3戦目に九里亜蓮投手(30)がスタンバイ。首位を快走する相手に先発3本柱を投入し、巻き返しを図っていく。

 3日に出場選手登録を抹消された大瀬良はこの日、ブルペン投球で感覚を確かめた。神宮はプロ入り後、16試合に登板して8勝2ホールドの負けなし。不敗神話継続で、自軍に勢いをもたらす。

 森下は現在、自身3連敗中。前回11日の西武戦(ベルーナ)では6回2失点の粘投も報われなかった。ただ、神宮はプロ入り通算5試合で2勝0敗、防御率0・95と抜群の安定感を誇る舞台。好相性も味方に、5月21日以来の5勝目を狙う。

 そして19日の先発が濃厚な九里は「しっかり準備して試合に入っていければ」と意気込む。今季のヤクルト戦は0勝0敗だが、防御率0・64は追い風。また、日曜日の登板が続いていたドリュー・アンダーソン投手(28)=前レンジャーズ=は次カード、21日からの阪神3連戦(マツダ)に回る見込みだ。

 チームは交流戦最下位で借金は「2」。今季1勝4敗1分けと苦戦しているヤクルトから白星をつかんで、再び上昇カーブを描く。

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