広島・佐々岡監督 堂林の1番起用的中 先制2ランに「大きかったですね」

 3回、先制2ランを放って生還しナインの祝福に笑顔で応える堂林(撮影・立川洋一郎)
 お立ち台に立ちポーズを決める堂林(左)と森下(撮影・立川洋一郎)
 6回、2点適時二塁打を放った末包(右)に代走を送り、ベンチで笑顔で迎える佐々岡監督(撮影・立川洋一郎)
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 「広島6-0DeNA」(23日、マツダスタジアム)

 広島は三回に堂林の2年ぶりの一発となる1号2ランで先制。六回には相手失策を突いて4安打で4得点を追加した。

 投げては森下が7回8安打無失点の好投で3勝目。

 DeNAに対しては開幕から5連勝となった。

 広島・佐々岡真司監督は中5日で好投した森下について「この5日間の中でしっかり調整してくれたと思いますし、立ち上がりというところがね、彼の前回やられた分、しっかりと入れたかなという感じがしましたね」と評した。

 森下は前回17日・中日戦で2回8失点KOに終わっていた。

 「初回からしっかりと強いボールを投げられていたと思います。良い時の森下と比べると、というところはあると思いますけど。それでも粘り強くランナーが出ても低め低めというところをね、しっかり投げたと思う。前回が2回8失点という中で、不安の中で投げていると思う。そういう面では本来のというところまではいかなかったのかもしれませんですけど、これで変わってくると思います。バックがしっかり守ってくれた。その中で7回無失点はよく修正してくれたと思います」

 堂林の20年11月7日・阪神戦以来の1番起用が当たった。

 「ちょっと今、外野の1枠というところで1番というところがね、昨日から代えた中で、まあ打撃コーチと話をしながら決めた中の今日だった。またそれをね、期待に応えてくれる久々のホームラン、大きかったですね」

 オーダーは前日から1番だけを変えた。

 「小園の8番で置くためには3番が一番重要になってくるので、やっぱり龍馬しかり、そうなると1番が空くというところで堂林、打撃コーチ、東出コーチと決めましたけど、それに期待に応えてくれたというのが大きかったですね」

 ルーキー末包も2安打と六回の守りではライトゴロと攻守でいいプレー。

 「外野争いというところで、いろいろ考えながらチャンスを与えたらね、必死さが出ていると思いますし、末包もね、大きなタイムリー、そして守備、堂林の守備、堂林と末包の守備が森下を助けたと思います」

 これで今季、本拠地マツダスタジアムでは8勝2敗と高勝率を誇る。

 「当然ね。満員のお客さん、たくさんお客さんが入ってくれるので選手の力になっていると思うし、いい戦いができていると思います」

 24日は玉村が先発予定。

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