広島・栗林 42球 テーマ「ストライク投げること」今キャンプ初フリー打撃に登板

 ランチ特打で打撃投手を務める栗林
ランチ特打で打撃投手を務める栗林(撮影・北村雅宏)
ランチ特打で打撃投手を務める栗林(撮影・北村雅宏)
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 「広島春季キャンプ」(12日、日南)

 広島・栗林良吏投手(25)が、今キャンプで初めてフリー打撃に登板した。ドラフト6位・末包(大阪ガス)、宇草に全て直球で42球を投げ、最速141キロ。2人に柵越えを1本ずつ許し、安打性の打球は計8本だった。

 「ストライクを投げることがテーマ。ある程度できたと思うが球の質、コントロールはまだまだ。反省の多い打撃投手だった」と自己採点は厳しかった。

 球の強さで相手を押し込む場面もあったが、ボール球は11球。「3球に1球くらいしか、構えたところにいけていない。そこの質は上げていきたい」と今後も制球力向上に取り組んでいく。佐々岡監督は「まだ(打者相手が)初めてだし、真っすぐだけというところ。心配はしていない」と守護神への信頼を口にした。

 15日からは沖縄2次キャンプがスタートする。「これから本番になってくる。実戦でも結果にこだわってやっていきたい」と栗林。昨季の新人王がギアを上げていく。

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