広島・ドラ5松本 減量だ ベスト86キロで目指せ!開幕1軍 都市対抗でホテル太り
広島のドラフト5位・松本竜也投手(22)=ホンダ鈴鹿=が12日、減量宣言した。補強選手で東邦ガスの一員として都市対抗に出場。その間はホテル生活が続いたため、体重が4キロ増えて90キロとなってしまった。即戦力として期待される右腕は、来年1月の新人合同自主トレまでにベストの86キロまで絞り込む決意だ。
決意を新たにした2日間だった。10日に入団会見に臨み、11日はマツダスタジアムなどの施設を見学。松本は「実感が湧きました。しっかりと準備をして臨まないといけないなと思いました」。広島を離れる前に取材に応じ、力を込めた。
ホンダ鈴鹿に戻ってからの練習テーマは減量だ。「トレーニングで体を絞っていく」。現在の体重は90キロ。4キロ減らし、ベストの86キロで来年1月の新人合同自主トレ初日に臨む構えだ。
長く続いたホテル生活で体重が増加した。都市対抗に出場した東邦ガスの補強選手に選ばれたため、本大会期間を含め約40日をホテルで過ごした。「慣れていない環境だった」。自然と食事量は増えてしまった。
既に1軍キャンプメンバーに内定しているが、新人合同自主トレでケガなどがあった場合は2軍スタートになる。開幕1軍を勝ち取るためにも、万全の体を作り、勝負の場に立たなければならない。
都市対抗では3試合に中継ぎとして登板。140キロ後半の伸びのある直球で8回1/3を無失点で終えた。佐々岡監督はその直球に大きな魅力を感じ取った。カープでも中継ぎとして期待されている。
「しっかり自覚を持ってやりたい」。年末年始を挟みながら自分自身と向き合う約4週間。動ける体で広島に戻ってくる。