広島に新星!18歳の小林樹斗 初登板で4回途中6失点も村上から2奪三振!

 1回、山田を空振り三振に仕留める小林(撮影・西岡正)
 4回、勝ち越しを許し、降板する小林(右)=撮影・西岡正
 ネット裏から小林を見つめる智弁和歌山・中谷監督(撮影・西岡正)
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 「ヤクルト-広島」(1日、神宮球場)

 広島の小林樹斗投手がプロ初登板初先発を3回2/3を6安打6失点(自責点4)で終えた。

 神宮で若鯉がプロの洗礼を浴びた。

 三回に下位打線から好機をつくられ2失点。4-2で迎えた四回は西浦の適時打や押し出し四球で失点し、さらに1死満塁で宮本の打球を一塁手・坂倉が適時失策。その間に2者が本塁を駆け抜けた。直後に佐々岡監督がベンチを立ち、交代を告げた。

 悔しいマウンドになったものの、キラリと光る投球はいくつもあった。初回、塩見の打席では自己最速タイの152キロを記録。続く二回は対戦を熱望していた村上だ。変化球でカウントを整えると、最後は内角へ148キロの直球をズドン。球界を代表する長距離砲から空振り三振を奪った。四番からは2三振。奪三振は毎回の6個を数えた。

 この日を前に「この登板をどう次に生かすかが大切になってくる」と話していた。悔しい経験を成長の糧として、来季1軍のマウンドを目指す。

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