広島・床田 目を見て「行きたい」佐々岡監督が明かす九回続投の決め手

 プロ初完封勝利を挙げ、佐々岡監督(中央左)に祝福される床田(同右)=撮影・立川洋一郎
 プロ初完封勝利を挙げ、ウイニングボールを手に笑顔を見せる床田(中央)=撮影・立川洋一郎
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 「広島2-0巨人」(21日、マツダスタジアム)

 広島が巨人に競り勝った。先発した床田が力投。九回もマウンドに立ち、125球を投げ6安打9奪三振無失点でプロ初完封勝利を手にした。

 打線は六回、鈴木誠の中前適時打で先制し、坂倉も追撃。この回、2点を奪った。

 チームは連敗を2で止めた。

 試合後の佐々岡監督の主な一問一答は下記の通り。

 -九回、上本がダイビングキャッチ。大きなプレーだった。

 「競った試合で本当に素晴らしい。床田に勇気を与えるプレーでした」

 -床田の九回続投については。

 「今日の調子ならもう一回いってほしいと。九回は栗林の選択もある中で、床田に託した」

 -床田続投の真相は。

 「本人が目を見て、行きたい、行かせてくれとのことだった。連戦中、移動試合。長いイニングを投げてくれてよかった。ずっとこういう投球を期待していた。できると思って、ずっと床田には。怒ってはいないけどね。初完封を自信にしてほしい」

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