広島・森下「本当に申し訳ない」8回2失点でも謝罪「勝てる試合で勝てなかった」

ヤクルトと引き分け、佐々岡監督と並んでナインを迎える森下(中央)=撮影・西岡正
力投を佐々岡監督(左)にねぎらわれる森下(撮影・西岡正)
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 「ヤクルト2-2広島」(20日、神宮球場)

 広島・森下暢仁投手は8回7安打2失点で勝敗は付かなかった。2点リードの八回に2失点し「勝てる試合で勝てなかったのは本当に申し訳ないです」と終盤に踏ん張り切れなかった点を悔やんだ。

 八回1死から宮本、川端の代打2人に連打を許し一、二塁。塩見と青木の連続適時打で試合を振り出しに戻された。「本当に抑えなければいけないところで、抑えられなかった」。神宮では昨年9月19日の三回から、この日の七回まで35イニング連続無失点で、36イニングぶりの失点となった。

 直前の攻撃では無死二塁で犠打を失敗。走者を送れず八回の攻撃は無得点で「バントをミスをしてから、そういう(反撃の)雰囲気をつくってしまったところもある。本当に、勝ち切れるところで逃してしまった」と詰めの部分を課題とした。

 ただ、七回までは快投。直球に加え、回を追うごとにカーブの精度も上がった。6回6失点だった前回14日・中日戦と比較し「前回に比べたら全然、良かった。全体的に良かったです」と手応えも感じ取った。7奪三振で4試合ぶりに無四球と収穫もあった。6戦連続勝ち星なしも「次、しっかりやりたいと思います」と自らに言い聞かせるように前を向いた。

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