広島・九里亜蓮投手(29)が10日、出場選手登録日数が7年に達し、国内フリーエージェント(FA)権の取得条件を満たした。
九里は「(国内FA権取得は)一つの目標、通過点と思ってやってきたのでうれしいですが、目の前の試合に集中することしか今は考えていません」とコメントした。
開幕ローテ入りを果たした右腕は5月23日に新型コロナウイルスの陽性判定を受け、戦線離脱を余儀なくされた。復帰後は2試合続けて黒星を喫したが、6月30日の巨人戦で白星を挙げてチームトップの6勝目をマークした。今季はここまで12試合に登板して、6勝5敗、防御率3・29。