広島・鈴木誠、燕戦で今季2度目の2発「甘い球を仕留められている」月間打率・393

 8回、勝ち越し2ランを放ち、笑顔で生還する鈴木誠(撮影・西岡正)
 ヤクルトにサヨナラ負けし、ベンチへ引き揚げる鈴木誠(撮影・西岡正)
 8回、左越えに勝ち越し2ランを放つ鈴木誠(撮影・西岡正)
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 「ヤクルト4-3広島」(9日、神宮球場)

 広島・鈴木誠也外野手(26)が、今季2度目の1試合2本塁打を放って好調ぶりを示した。

 0-0の四回、先頭で高橋の初球144キロを振り抜くと、左中間スタンド中段に突き刺さる先制14号ソロ。1点を追う八回は、2死一塁で星から左翼スタンドギリギリに飛び込む、一時逆転の15号2ラン。初回には安打を放っており、1試合2発を含む3安打3打点と気を吐いた。

 1試合2本塁打は4月8日・ヤクルト戦以来。2本塁打に「たまたま甘い球を仕留められているだけですけど、それは今後も続けていけたら」と継続を誓った。

 7月の月間打率は・393。8試合で5本塁打と、気温の上昇とともにバットの勢いが加速している。チームは今季2度目のサヨナラ負けを喫したが、主砲の上昇ムードは頼もしく、敗戦の中での光となった。

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