「マイナビオールスターゲーム２０２１」のファン投票最終結果が２８日、発表され、広島からは先発部門で森下暢仁投手が、外野手部門では鈴木誠也外野手が選出された。森下は初めての球宴出場。鈴木誠は５度目でファン投票は４度目。

　森下は「本当にうれしく思います。こうやってできるというのは、いろんな人の支えがあってから。そうやってできるので、そこでしっかりとしたピッチングができたらいいなというふうに思っています」と喜びを語った。

　今季は１１試合で４勝４敗、防御率２・３６。初めての夢舞台だ。登板へ向けて「いろんな人が集まるので、その中で野球ができるのは本当に楽しみ。短いイニングだと思うんですけど、全力で投げる姿を見てもらいたい」と力を込めた。

　鈴木誠は本塁打を狙うと宣言した。１８、１９年と一発を放っており「やっぱりホームランを打ちたい。前回、打てたので今年もしっかり打てるように頑張りたい」と力を込めた。球宴は通算８試合で打率・３９１、２本塁打。

　ここまでは５８試合で打率・２９３、９本塁打、２３打点。「ありがたいなという気持ちと、ふがいない成績にも関わらず選んでもらってうれしく思います。しっかり喜ばせるようなプレーをしたい」と意気込んだ。