広島20日にPCR再検査 感染3選手含め入れ替え球団判断で17人に

 広島は18日、新型コロナウイルス感染を調べるPCR検査で陽性判定を受けた菊池涼介内野手(31)、小園海斗内野手(20)、正随優弥外野手(25)を含む8選手を「感染拡大防止特例2021」の対象選手として出場選手登録から外した。

 17日に菊池涼が39・8度の発熱があり、PCR検査で陽性判定。それを受け1軍首脳陣、選手、球団スタッフ計74人もPCR検査を受けた。無症状の小園、正随の陽性がわかり、他の70人は陰性。結果待ちだった2人はこの日、陰性が確認された。また、管轄保健所の調査では3選手との濃厚接触者はいない。

 磯村、石原、松山、大盛、西川は検査で陰性だったが、ロッカーが近かったり会話をしていたなどの理由から球団の判断で抹消。河田ヘッドコーチ、朝山打撃コーチ、トレーナー1人もチームに帯同せず抹消者とともに自宅待機とした。右足ふくらはぎの故障から復帰登板した大瀬良を含め、入れ替えは計17人となった。

 感染経路については現段階で不明。鈴木球団本部長は東京ドームでの巨人戦前に取材に応じ、「原因はこれから時間をかけて詰めていきたい」と話した。1、2軍選手、首脳陣、スタッフらは20日に再度検査を実施。マツダスタジアムでの21日からの阪神3連戦は予定通り開催する方針だ。

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