広島、打線低調で4位転落…佐々岡監督「あと一本が…」 左腕対策で打線組み替えも

 8回、一走の広島・西川龍馬に代走を送る広島・佐々岡真司監督(撮影・立川洋一郎)
 8回、空振り三振を喫してベンチへ下がる広島・鈴木誠也(撮影・立川洋一郎)
 9回、空振り三振を喫して試合が終わり、悔しげな表情を見せて引き揚げる広島・クロン(撮影・立川洋一郎)
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 「広島1-2ヤクルト」(20日、マツダスタジアム)

 広島は打線に元気がなく勝率が5割となり、4位に転落した。打線は四回、長野が放った先制適時打のみに終わり、先発・森下の粘投に報いることができなかった。

 開幕から打率・159と不振が続く田中広を今季初めてスタメンから外し、三好を「8番・遊撃」で起用。左腕・田口攻略へ右打者を6人並べたが、連打は四回の1イニングのみと不発に終わった。

 チームは最近6試合で4度の完封負け。18日にはクロンが3打点を挙げて4得点で勝利したが、この日はわずか1得点。四、六、七、八回と4イニングで得点圏に走者を送ったが決定打を欠き、トンネルの出口はまだ見えない状況だ。

 佐々岡監督は「あと一本というところだった。やっぱり打線が機能しないとね。どんどん、しんどくなっていくというのはありますね」と首をひねった。チーム全体で、現状を打開していく。

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