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広島・森下 佐藤輝に被弾「しっかり打たれた」初のスライド初の黒星5失点KO

 「阪神6-0広島」(14日、甲子園球場)

 虎キラーが沈んだ。広島・森下暢仁投手(23)が5回6安打5失点(自責点4)でKOされ、初めて阪神戦で負け投手となった。5失点、1試合2被弾はいずれも自己ワーストタイで今季初黒星。開幕からの連続無失点イニングは16で止まり、チームは4位に転落した。

 打球の行方を見つめた森下は、悔しさを押し殺しながらマウンドの足場をならした。初のスライド登板。熱気に包まれた甲子園で唇をかむ姿は、明らかにいつもと違った。敗戦の原因は自分にあると分かっている。だからこそ、責任を一身に背負い込んだ。

 「甘い球をしっかり打たれました」。プロ入りワーストタイとなる5失点(自責点4)。好相性を誇ってきた阪神に初めて土を付けられた。

 二回、2死から佐藤輝に四球を与え、続く梅野の打ち取った打球を遊撃・田中広がファンブル。一、二塁とピンチが広がり、中野には高めの直球を捉えられた。右前適時打で先制点を献上し、開幕からの連続無失点は16イニングでストップした。相手に傾きかけた流れを食い止めようとしたが、失ったリズムを簡単に取り返せない。

 四回は先頭のサンズに変化球が決まらず、四球。続く佐藤輝を2球で追い込むも、3球目のカーブを仕留められた。悔やんでも悔やみきれない一球。「相手にしっかり打たれました。次は抑えたい」と必死に前を向いた。前回3月30日の対戦では佐藤輝から2三振を奪って封じていたが、今回は相手のバットが上回った。

 全球種で三振を取れるのが真骨頂。だが、この日は1奪三振で、2四球とも失点に絡んだ。佐々岡監督も「中に入ってくるボールが多くてシュート回転していたし、カーブもいつもの軌道ではなかった。四球絡みの失点でらしくない投球だった」と振り返った。

 五回はマルテに左翼スタンド中段に2ランを運ばれ、昨年9月26日・DeNA戦以来の1試合2被弾。前日には野球日本代表「侍ジャパン」の稲葉監督が視察に訪れ、森下を代表候補に挙げた。この日は引き続き建山投手コーチが視察。夢は膨らむが、今はチームを勝利に導く役割を担う立場。そのためにも、次戦での巻き返しが求められる。

 通算5試合で負けなしだった阪神に喫した初黒星。「2回続けてこういうことがあっては絶対いけない。しっかり反省して次は抑えたい」と森下。敗戦を糧にして、次は本来の姿を示す。

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