広島・佐々岡監督 開幕投手を任せる大瀬良に「ほぼほぼ完璧というかね」

 日本ハム打線を相手に5回を投げ、9奪三振、無失点の好投を見せた大瀬良(撮影・立川洋一郎)
 6回、宇佐見のゴロを処理し、一塁へ送球する中田(撮影・立川洋一郎)
 9回表に登板し1イニング1失点の大道(撮影・立川洋一郎)
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 「オープン戦、広島3-1日本ハム」(13日、マツダスタジアム)

 広島は、開幕投手の大瀬良が5回1安打9奪三振無失点と順調な仕上がりをアピールした。九回に登板したドラフト3位・大道(八戸学院大)は、対外試合5試合目で初安打を打たれ、初失点を許したものの、リードを守り切り“プロ初セーブ”を記録した。試合後の佐々岡監督一問一答は下記の通り。

 -大瀬良の投球は文句の付けようがない。

 「ほぼほぼ完璧というかね。思っているところに投げられているのも多かったと思う。最後は抜け球もちょっとあったかもしれないけど、真っすぐも変化球も、うまく攻めているところもあるし、本当順調に来ているという感じはします」

 -手術前からスケールアップした部分は。

 「球の力、切れ、角度も、しっかり腕が振れている。フォーム的にも良いから、そういう球筋に見えるんだろうし、横から見ても球筋もすごく良く見える」

 -中継ぎも良かった。

 「廉(中田)が帰ってきて、コルニエルも必死だと思う。救援陣も競争という中で、まだまだそういうところを持ちながらやっていると思う。最後の大道は1点取られましたけど、投げっぷりの良さは評価している」

 -評価は下がってない。

 「下がってないですよ。打たれることもある。最後は三振で締めて、そういうボールを投げている。早い段階で打たれた方が良い。シーズン前に。本人も気が引き締まるだろうし、そう簡単にいかない。九回の難しさもある」

 -打たれた次の姿を見たい。

 「あした以降、どういうふうになるか次の登板が楽しみ。気持ちの強いところは見せてくれているから、そこまで心配してない」

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