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タナキク起爆打!広島20イニング目の今季初得点 さすがの活躍に首脳陣「理想」

 「練習試合、ヤクルト9-6広島」(20日、ANA BALL PARK浦添)

 広島の1、2番が20日、ヤクルトとの練習試合(浦添)で躍動した。1番で出場した田中広輔内野手(31)が1安打1四球、2番・菊池涼介内野手(30)は2安打1打点を記録。ともに今年初の対外試合出場で存在感を示した。“タナキク”コンビが今年も攻撃をけん引していく。

 グラウンドを縦横無尽に駆け回った。1番・田中広が1安打1四球で2度出塁。2番・菊池涼も2安打1打点だ。2人そろって今年初の対外試合。“タナキク”が大きな存在感を示した。

 田中広「ちゃんと打ちにいったから見逃せた部分もある。良い内容、良いスタートが切れた」

 菊池涼「先頭が出たら、やらなきゃいけないことが、僕にはサインがなくてもいっぱいある。右に打っていったり、粘ったり。結果的に三遊間を抜けて良かった」

 初回はともに左前打で好機を演出。0-1の二回、2死1塁では田中広が粘って四球。得点圏に進めた走者を、菊池涼が左前適時打で本塁へ迎え入れた。

 「そこがつながって中軸に回るというのがね(理想)」と佐々岡監督。この日まで対外試合は2試合連続無得点。20イニング目での今年初得点は2人のつながりで奪った。

 “タナキク”が攻撃の起点だ。河田ヘッドは「理想。1、2番にどんと座ってくれると」と言うと視線を上げた。キャンプ初日には同ヘッドが室内練習場でバントやバスターなどチーム打撃を反復させた。2人への期待は言動で示してきた。

 菊池涼は「常に実戦というか、シート打撃でもそういうことばかりを考えている。自分が打ちたい気持ちがあってもチームとしてきっちりやっていこうと改めて言われたからには、やらなきゃいけないことがたくさんある」と前を見据えた。日々徹底するつなぐ姿勢でもぎ取った1点だ。

 この日のプレーには結果以外の意味もある。若鯉の奮起も促してきた今春。田中広は「若い選手はすごく頑張っている。主力が出て訳の分からないプレーをしたら若手は何だと思う。そういう意味で僕とキクが最初2打席で、すごく良い攻撃ができたので本当に良かった。若い選手が感じてくれる部分もあると思う」と力を込めた。

 “タナキク”が攻撃の導火線に火を付けた。チームの先頭に立ち、けん引していく姿が頼もしい。

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