広島・コルニエル登板16日 評価急上昇カープアカデミー出の豪腕

 「広島春季キャンプ」(15日、沖縄)

 広島の育成選手、ロベルト・コルニエル投手(25)が15日、初の対外試合で豪腕をアピールし、支配下登録への道を切り開く決意を強くした。16日のロッテとの練習試合に中継ぎとして登板予定で、150キロ超の直球でねじ伏せる。

 初の対外試合登板を前にコルニエルは気持ちを引き締め、決意を新たにした。内容と結果を残せば支配下登録に前進する。「前を向いて頑張ります」。短い言葉に思いを込めた。

 当初登板予定だった14日の阪神との練習試合が雨天中止。16日のロッテ戦が“1軍デビュー戦”に変わった。中継ぎとして2回を投げる予定で、150キロを超える直球で力勝負する。

 ドミニカ共和国のカープアカデミー出身の新星は、初参加の1軍キャンプで評価を上げている。7日のシート打撃では打者12人に被安打3の3奪三振。四球なしも評価されたポイントで、佐々岡監督は「面白い存在」と目尻を下げた。

 緊急事態宣言下のため、新規外国人の入国制限が継続中とあって、バードとネバラスカスの来日は未定だ。入国できたとしても2週間の隔離期間があるために開幕1軍は難しく、外国人枠の面でも風が吹いている。

 緊張感を維持しながらの練習は疲労度が増すが、それでも全力で取り組む姿勢が成長曲線を伸ばしてきた。

 「練習はきつい。でも、うまくなるための練習をいっぱいしている。頑張らないとチャンスがないでしょ。だから前を向く」

 目指す投手像は大瀬良。エースと同じ舞台に立つことを夢見るドミニカンの勝負が始まる。

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