広島・遠藤 11日・紅白戦先発「強い真っすぐ」意識!! 今季初実戦登板

 広島・遠藤淳志投手(21)が10日、今年初となる実戦登板での“満点アピール”を誓った。開幕ローテ入りに向け、内容と結果の両面が求められる右腕。11日の紅白戦に先発予定で「強い真っすぐ、質のいい真っすぐをどれだけ多く投げられるか。自信を持って投げていけたら」と鼻息を荒くした。

 7日に実施されたシート打撃では打者13人に被安打5。新外国人・クロンに中堅フェンス直撃の二塁打を浴びるなど、納得できる内容ではなかった。「セット(ポジション)での球威が、ワインドアップよりなかった」。翌8日はブルペンで136球の投げ込み。体のバランスを意識しながら修正に励んだ。

 昨年は九里と並び、1年間先発ローテで回った。19試合で5勝6敗、防御率3・87。「去年投げさせてもらって、全然結果が出ていなかった。アピールしなければいけない立場」。危機感を持ちながら腕を振り、存在感を示す構えだ。

 昨年の春季キャンプでは2月9日の紅白戦で2回4失点。14日の練習試合・ロッテ戦では先発して3回2失点と、快投は披露できなかった。「自分の持っているモノを全部アピールして、いいキャンプにしたい」。同じ轍(てつ)は踏まない。文句なしの結果を残し続け、サバイバルレースを勝ち抜く。

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