広島の森下暢仁投手（２３）が２６日、マツダスタジアムに隣接された屋内練習場での合同自主トレに合流した。キャッチボールやノックなどを受け、約３時間汗を流し、ブルペンで約２０球を投じた。

　オフは鈴木誠や堂林らとともに沖縄県内で練習を行った。「ノックもしましたし、バッティングにも交ぜてもらいました。トレーニングもいい感じにできました」と充実した表情を浮かべた。

　１月中は別グループながら沖縄県内で前田健太投手（ツインズ）と話す機会があり、球種や調整法などについて学んだ。前田からは昨年１２月に会った際にメジャーは日本よりも打者のデータをたくさん取るということを聞き、データの重要性について教わったという。

　昨季、新人王を獲得した右腕は「自分がいいなと思ったところはすぐに取り入れて自分をもちながらやっていけたらいいなと思います」とマエケンからの助言を胸にさらなる飛躍を目指す。