広島・森下、21年ぶり新人の最優秀防御率「取りたい気持ち」トップ大野雄と0.002差

両手で“10勝目”を示し笑顔を見せる森下(撮影・立川洋一郎)
ウイニングボールを握って笑顔を見せ、広島・佐々岡真司監督(右)からねぎらわれる広島・森下暢仁=ナゴヤドーム(撮影・立川洋一郎)
8回裏中日1死一塁、中日・阿部(左)が三振し、一走・京田の盗塁失敗に対してリクエストされるも判定が変わらず、喜びながらベンチへ戻る広島・森下暢仁。右は広島・堂林翔太=ナゴヤドーム(撮影・立川洋一郎)
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 「中日0-3広島」(1日、ナゴヤドーム)

 広島の先発・森下が8回7安打無失点で10勝目を挙げ、目標に掲げていた新人王の座をほぼ手中に収めた。

 1点リードの六回は2死一、三塁で高橋を150キロ直球で遊ゴロに料理。8回零封で防御率は1・908となり、中日・大野雄の1・906に次いで僅差の2位に浮上。新人投手が最優秀防御率のタイトルを獲得すれば99年・上原(巨人)以来で、防御率1点台でシーズンを終えれば12年・野村(広島)以来8年ぶりになる。

 偉業について森下は「ここまできたら取りたい気持ちもあるけど、自分が任されたところでしっかり投げたい」と殊勝に話した。

 佐々岡監督は「何も言うことない。素晴らしいピッチング」と手放しで褒めたたえ、次回登板については「決めていない」と明言を避けた。チームも引き分けを挟んで今季最長の5連勝。借金も一気に5に減らした。

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