広島・遠藤、粘って7回1失点「向かっていく気持ち」佐々岡監督も「成長している証」

雄たけびを上げる遠藤(撮影・立川洋一郎)
巨人打線を相手に力投する先発の遠藤(撮影・立川洋一郎)
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 「広島2-1巨人」(23日、マツダスタジアム)

 先発した広島・遠藤は7回5安打1失点。白星はつかめなかったが、巨人打線を最少失点に封じて1点差勝利の下地を整えた。

 初回、先頭の松原に四球を与えて続く坂本に2球目を投げたところで降雨中断。42分間の中断の影響も懸念されたが「向かっていく気持ちをしっかり持って、腕を振った」。1死一、三塁で岡本を二飛。ウィーラーを高め直球で空振り三振に斬り、立ち上がりを無失点で終えた。

 三回、坂本に適時二塁打を浴び、先制点を献上したが、それ以降は得点を与えない。七回は2死一、二塁から丸を外角チェンジアップで見逃し三振。堂々たる120球の力投で本拠地を沸かせた。

 佐々岡監督は「立ち上がり、球が高くて『きょうは(調子が)悪いのかな』と思いながらも、粘ってゲームを作ってくれた。悪いなりに、ああいうピッチングができるようになったのは、成長している証と思う」と評価を与えた。

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