広島・佐々岡監督 期待の床田にカミナリ「喝というかいろいろ話した」
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広島の分離練習が15日、マツダスタジアムであり、午前のA班投手に参加した佐々岡真司監督が床田寛樹投手にカミナリを落とした。練習を終えた左腕がロッカーへ向かおうとした際に手招き。5分間、話し込んだ。
指揮官は具体的なことについて明言を避け、「喝というか、いろいろ話をした。本人がどう感じて次に生かしてくれるかだと思います」と振り返った。
床田が左肘のトミー・ジョン手術から復帰してからずっと見続けてきた。「良い真っすぐを投げるんだよ」。2軍投手コーチ時代からその潜在能力を高く評価してきた。
今年の春季キャンプでは、状態が上がらず苦悩の日々を送っていた男に「苦しめばいい。しっかり練習しているところも見えているから」とエールを送り、自らの力で殻を破ることを願ったこともあった。
開幕ローテの1人に「やってもらわないといけない選手」と力を込める。期待するからこそ、声は大きくなる。床田は愛のムチを力に変えない訳にはいかない。