広島・大瀬良が初打撃投手で145キロ 田中広、坂倉を抑えて「バランスよく投げられた」
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「広島春季キャンプ」(8日、日南)
広島の大瀬良大地投手が、今キャンプで初めて打撃投手を務めた。田中広には22球を投げ安打性の打球は2本。坂倉は21球で同2本に抑えた。最速は145キロだった。
「ケガなく終わって良かった。投げた中で、打者がどういう反応をするかを見たかった。悪くはないと思うし、(フォームも)バランスよく投げられたと思います」
2年連続での開幕投手が決定。3月20日の中日戦を見据えながら練習に励む日々だ。「良い物も悪い物も出たので、ブルペンで修正をしていきたい」。この日、出た課題は引っかけてしまった球があったこと。「2~3球あったかな。0で終われたら良かったんですが。上を目指している中で、見逃さずにやっていくことが大事です」。エースとしての自覚がにじむ言葉だった。