横山竜士氏が投手コーチに就任「チームに貢献したい」

投手コーチ就任会見で抱負を語る広島・横山竜士氏=マツダスタジアム(撮影・飯室逸平)
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 広島は21日、球団OBの横山竜士氏(43)=デイリースポーツ評論家=が投手コーチに就任したと発表した。同日午前、就任記者会見が行われた。

 14年の現役引退以来の現場復帰になる横山コーチは「いつかはユニホームを着たいと思っていたのでうれしい。チームに貢献したいし、頑張っていきたい」と意気込みを語った。

 94年度ドラフト5位で福井商から広島に入団。先発、中継ぎで活躍し、13年には史上90人目の通算500試合登板を達成した。引退後は解説者として理論的で鋭い評論に定評があった。

 今季のチーム防御率は、リーグ2位の3・68だったものの、勝利の方程式メンバーが崩れ安定した戦いができなかった。「特にAクラスに入ったチームは強いリリーフ陣がいる。若い選手の底上げに加えて、実績のあるピッチャーが良い状態で戻ってきてほしい。みんな上のポジションを目指して、その中でレベルアップしてほしい。理想は全員がクローザーができるくらい」と力を込めた。

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