山口、昇格即2軍行き 二回3連続四球…ああ自滅3失点

 「広島4-8ヤクルト」(22日、マツダスタジアム)

 またしてもプロの壁にはね返された。高卒2年目の広島・山口翔投手(20)が先発し、2回3安打3失点でKO。チームの勢いを止め、試合後には2軍降格が決まった。

 「期待に応えられなかった。毎度同じ失敗で…。(四球を)出してはいけないバッターに出してしまった。何回も繰り返してしまった」と猛省の言葉を繰り返した。

 初回は無失点に抑えたが、二回にツバメの餌食となった。先頭で打席に立った同学年、6番・村上に30号先制ソロを浴びると、投手・小川からまさかの3者連続四球。2死満塁から山田哲に2点適時打を浴びた。

 降板後のベンチでは佐々岡投手コーチから「同じ失敗をして心が弱いのか」と厳しい言葉を投げかけられた。前回は名古屋から試合中に強制送還され、前々回はベンチで緒方監督から公開説教を受けた。「打者に向かっていく姿勢を見せたい」と燃えていたが、リベンジに失敗。佐々岡コーチに「何も答えられない自分がいました。同じ失敗と結果で迷惑をかけて申し訳ないです」とうなだれた。

 期待を持ってマウンドへ送り出した緒方監督も「また腕が縮こまっていた」と苦言を呈すしかなかった。2軍では快投を見せるものの、1軍の壁は厚い。反省を糧にして、試練を乗り越える。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

広島カープ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス