「ウエスタン、広島8-3阪神」(17日、由宇球場)
大腸がんからの完全復活を目指す阪神・原口文仁捕手(27)と、胃がんからの完全復活を期す広島・赤松真人外野手(36)が17日、ともに1軍に復帰してファンに勇気を与えるプレーを披露すると誓い合った。由宇での2軍戦前にあいさつを交わし、そろって試合にも出場した。
赤松が近況を明かした。シーズン開幕後は代打や代走、外野守備に就くことが多いといい、この日も代走で出場後、左翼の守備に就いた。「感覚はまだまだの部分もあるけど」と口にしたが「試合に出ないときにも見て分かることを選手に話したりしてサポートしたりしているよ」と話した。