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床田、人生初の甲子園に自信アリ 地元・尼崎出身、虎党のヤジはむしろ“声援”

 広島の床田寛樹投手(24)が16日、マツダスタジアムでの投手指名練習に参加。虎党からのヤジを歓迎し、白星をつかみ取ると誓った。17日の阪神戦に先発する左腕にとって、甲子園は人生で初めて。ヒートアップする可能性がある敵ファンからの声を「むしろうれしい」と話した。兵庫県尼崎出身のため家族や友人も駆けつける試合。2位タイの相手を退け、首位・巨人の背中を追うチームに弾みをつける。

 高校時代に夢見た場所。今でもそのイメージを問われると、床田は「聖地ですかね」と力を込める。プロ入り3年目にして、初めて甲子園のマウンドに立つ。独特の雰囲気が存在する中で、手厳しいヤジを受ける可能性があるが、気にするそぶりはなし。自然体を貫いていく構えだ。

 「関西出身なので、僕の友だちが見に来てくれていると思って投げる。関西弁も聞き慣れているから気にならないです。箕面学園!って言われても、むしろうれしい。自分のことを知ってくれているんだなって思います」

 強心臓が武器の左腕は、兵庫県尼崎市生まれ。阪神・尼崎駅から甲子園駅まで特急や急行なら5分だ。小学生の時には、父に連れられ甲子園の外野席に足を運んだ記憶がある。これまで1軍での登板機会はないが、阪神戦の雰囲気を知っているだけに不安はない。

 左肘トミー・ジョン手術から724日ぶりの復活星を手にした4月6日の対戦では、6回5安打2失点にまとめた。2度目の対戦。糸井や福留、大山を警戒しながら「(決め球として)使えない球があったとしても、いかに見せ球として使えるかが大事になる。相手に考えさせたい」と一辺倒にならない投球をテーマに挙げた。

 頭を冷静にする一方で、心は熱くする。前日15日の巨人対阪神戦では、菅野が5回2/311安打10失点(自責点7)。「あれくらいの投手でも打たれることがあるんだと思った。だからこそ、僕のような投手が怖がっているようではダメ」。抑えるためには技術に加えメンタルも重要な要素。逃げはしない。

 チームは底力を示した4連勝で敵地に乗り込む。首位・巨人とはわずか1ゲーム差。今季の対戦成績は2勝4敗と分が悪いが、2位タイの猛虎を退ければ、3連戦戦中に単独首位に立つ可能性があるだけに、カード初戦は重要だ。

 当日は母や親戚、高校時代の主将や中学1年時の担任など、多くの関係者がスタンドで観戦する予定。その声援を力に変えて立ち向かう。地元で、左腕が苦手意識を振り払う快投を見せつける。

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