田中広が令和最初のエラー 失点につながる失策も 前日は平成最後の失策

5回、阪神・木浪聖也の打球をエラーする広島・田中広輔=甲子園(撮影・飯室逸平)
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 「阪神6-2広島」(1日、甲子園球場)

 打線組み替えも実らず広島が逆転負けで4連敗。8連勝の上げ潮ムードはどこへやら、またもトンネルに入り込んでしまった。

 その象徴となってしまったのが、田中広だった。まずは二回の守り。先頭・大山の当たりをはじき、一塁へ悪送球。これが令和12球団初のエラーとなってしまった。

 さらに、2-1で迎えた五回無死一塁で、阪神・木浪の放ったゴロは遊撃・田中広の正面へ。おあつらえ向きの併殺コースと思われたが、田中広が打球をファンブル。2死無走者となるハズが、無死一、二塁。これをきっかけに先発の野村が崩れ、この回4失点で逆転を許してしまった。

 平成最後の試合となった4月30日の阪神戦でも失点につながる失策をしたばかり。平成最後、そして令和最初と元号をまたぐ痛恨のミスとなってしまった。

 田中広は定位置の1番からこの日は8番に降格。試合前まで打率・168と極度の打撃不振に、緒方監督が断を下したものだったが、2安打したのがせめてもの明るい光だった。

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